バッテリー上がりの状態で査定は受けられるか？

バッテリー上がりでも売れる？

自動車の消耗品のうち最も不具合が置きやすい部位であるバッテリー。

あまり乗らないので売却を考えているうちにバッテリーが上がってしまったとうケースも少なく無いだろう。

バッテリーが上がっていると言う事は車がすぐに動かないと言う事。

この状態で正常に査定を受ける事が出来るのか疑問に思う人も多いはず。

しかし、バッテリー上がりは査定時にはそこまで問題にはならない。

そもそもバッテリーは消耗品なので、中古車市場ではバッテリーが弱くなっているものも多く見られる。

バッテリーの価格もそこまで高くは無いので、業者は交換するバッテリーの価格の分だけ査定額を下げるだけだ。

通常の車の場合、バッテリー交換費用はバッテリー代＋工賃で１万円～3万円程度なので、

それを超えて大きく査定額が変わると言う事は無い。

特に、中古車販売業者では、バッテリーはリサイクルバッテリー等の激安バッテリーに乗せ変えたりするので、

バッテリーが上がっていたとしても業者に取っては費用的な負担はほとんど無いのだ。

もし「バッテリーが上がっているので、査定もけっこう下がっちゃいますね」なんて言われたら、

その業者とは縁を切ろう。ロクな業者ではない。

こちらが知識が無いと思って買い叩きにきているのだ。

車のバッテリーは市販されているので、自分の車のバッテリーがいくらするのかを調べておくといいだろう。

あらかじめバッテリーの価格を知っていれば不当な査定額の減少を防げるぞ。

また、バッテリー交換は意外と簡単なので、自分でバッテリーを交換してから査定に出すというのも手だが、

バッテリーが新品だからと言って査定額がグンと上がるようなものでもないので、わざわざ交換する必要は無いだろう。

査定前にバッテリー上がりである事を伝える

バッテリー上がりの車でも問題なく査定をする事ができる。

しかし、査定に来てもらう場合は事前にバッテリーが上がっている事を伝えておこう。

そうすればスターターや替えのバッテリーを持ってきてくれるので、スムーズに査定が行える。

査定の際にはエンジンや電気系統のチェックをするため、必ずエンジンをかける必要があるので、

一時的にでもバッテリーが動かないと査定が出来ないからだ。

エンジンを付けてチェックする部分のほうが、バッテリーが上がっているかどうかよりはるかに査定に響くからな。

また、事前にきちんと車の状態を知らせておく事で査定員の印象もいいだろう。

結局のところ、車の査定額を決めるのは人間なので、最後の一押しはその人次第ということになる。

高額査定を勝ち取りたいのであれば、車だけを見るのではなく、

人と人とのコミュニケーションも重要なのだ。