スリップサインの出ているタイヤは査定前に交換すべきか?
タイヤが磨り減っているのは査定の減額になるか?
みんな、車で一番消耗する部分というのはわかるか?
それはタイヤだ。
なんたって、タイヤは車と地面を接着させる唯一の部分。
重い車体を支え、毎分何百回転もさせながら走行していくのだ。
走る度に、ものすごい負荷がかかっている。
けど、一般のドライバーは、ほとんどタイヤの事を気にしない人が多い。
タイヤが少し消耗してきたから、そろそろ変えるかな?
なんて考えた事あるかな?ほとんどの人は無いだろう。
それもそうだ。
パンクでもしない限り、タイヤの劣化に気付くことは無いし
目立たない部分なので、傷がついたりしても気にならなかったりする。
そして自分でタイヤ交換することも出来ないので、
カー用品店で交換してもらう事になる。実に面倒だ。
そんな理由でタイヤの交換なんてほとんどした事が無いという人も多いのではないだろうか。
そして、いざ車を売ろうとしたときに気付く。
「タイヤが磨り減って、スリップサインが出てるじゃん。。。」
「これって買取価格が凄く低くなるんじゃ。。。。」
といった感じで。
実際、タイヤが磨り減っていると車の査定価格は低くなる。
タイヤや足回りの状態は、査定士のチェックポイントにもしっかり入っているので、
当然、磨り減っているタイヤは査定額の減額対象となる。
どの程度の減額になるかはタイヤのサイズや種類によって変わってくるので一概には言えないが、
溝がたくさん残っているタイヤより安くなる事は確実だ。
車の査定前にタイヤを交換したほうがいいのか?
では、スリップサインが出るほどに磨耗したタイヤなら、
査定前にタイヤを交換したほうが高額で買い取ってもらえるんじゃ?
答は否!
タイヤを新しいものに変えたからといって、そこまで査定額が跳ね上がるわけではない。
実は、タイヤの評価額というのは車体に対してそこまで高くないのだ。
調べてもらえば分かるように、タイヤというのは比較的安いものも多く存在する。
末端の小売価格でも安いものであれば、
車の買取業者であれば、もっと安く 仕入れる事が出来る。
工賃だって、自分達でやってしまうからタダだしな。
査定時の減額も、純正タイヤの半額ぐらいの価格だろう。
間違っても純正タイヤの定価ほどの減額になることは無い。
なので、タイヤが磨り減っている場合は、タイヤがそもそもいくらするのかを調べてみよう。
そうすれば、安心して査定に出す事が出来るだろう。
もし、買取業者に「タイヤが使い物にならないので●●万円減額ですね」
何て言われても、タイヤの価格を知っていれば、
不当に査定額を減額される心配も無いだろう。
車のタイヤの溝は重要
最後に、査定とは関係が無いが、
車のタイヤは劣化がしやすい部分だ。
査定額に関係なく、車に乗るのであれば定期的なメンテナンスをオススメするぞ!
タイヤが擦り減っていると、思わぬ事故を招きかねない。
ちなみに、車検に通るには、タイヤの溝は1.6mm程必要らしい。
つまり、タイヤの溝が1.6mm以下という事は、そもそも公道を走るのに適していないという事だ。
安全なドライブのためにも、タイヤは定期的にチェックしておこう。
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