他人名義の車を売ることはできるか?
旦那の車を売ってしまいたい
車と言うのは大きな財産。
うまく売れば数十万円~数百万円のお金が手に入る。
そんな車をめぐってはトラブルが日々絶えないものだ。
今回は知人から受けたトンデモ相談のご紹介だ。
何と、自分の旦那の車を売ってしまいたいというのだ。
何でも、旦那は大の車好きで、
家族よりも車を大事にしているぐらいのようだ。
自分の好きな車に乗り放題で、車の整備や維持費に家計を圧迫されていて、
旦那にも「車にかけるお金をもう少し家計に入れて欲しい」と言っても聞く耳持たず。
もう我慢の限界なので、車を売却してしまいたいというのだ。
それだけされていれば怒るのも無理は無いような気がする。
しかし、他人の車を勝手に売ることは出来ない。
車を売る際には車検証や名義人の印鑑証明等が必要になる。
旦那の印鑑を使えば売却は出来るが、
同意なしに勝手に車を売ってしまっては犯罪になるからなw
手続き上可能だとしても、絶対にやってはいけないぞ!
他人名義の車を売れないわけではない
他人の車を勝手に売ることはできない。
しかし、他人名義の車を売ることが出来ないわけではないぞ。
そう、同意の上であれば売ることができる。
例えば、友人が忙しくて車を売ることが出来ない場合、
代理で車を売ることもできるのだ。
その際には委任状があれば代理で車を売却する事ができる。
もし友人や家族に頼まれて車を売る場合は、
委任状を作成してもらおう。
用紙はインターネット上に落ちているので、「車 売却 委任状」等でググってみよう。
さて、ここで一つ問題があるな。
そう、印鑑があれば委任状を作成することができる。
なので前述の主婦の場合、夫に黙って車を売ってしまうことも・・・
いや!いかんぞ!!
それは文書偽造という立派な詐欺行為にあたるからな!
いくら夫の車を売ってしまいたいと思っても、やってはいけないぞ!
パーツを売ってしまうという手も
夫の車を勝手に売ってしまうのは厳しい。
しかし、車趣味の夫を持つ主婦の苦しみもわかる。
そこで一つ、ダメな夫をこらしめてやる手がある。
それはマフラーやホイール等のパーツをオークション等で売ってしまうのだ。
車に拘っている夫であれば、パーツ単体でも数十万円するようなものを使っている事が多い。
なので、何を言っても聞かない車バカの夫には、車のパーツを売って痛い目を見せてやるのも一つの方法だ。
だがまあ、夫婦間でしっかり話し合って折り合いをつけるのが一番だな!
間違っても勝手に車を売ってしまうようなことはしないように!!
タグ:他人名義 車 売却