車が高く売れる時期がある

車が高く売れる時期

車を売るタイミングはいつがベストか?

車の価格と言うのは日々変化している。

車にも市場の需要と供給の関係があり、株価の如く変わるものなのだ。

 

基本的に車は年式や車の状態などで査定額が決まって来るのだが、

実は季節によっても値段が変動するものなのだ。

それは、時期によって車の需要が高まる時期とそうでない時期があるからだ。

当然、市場の需要が高まれば査定額も上がる。

 

つまり、うまく車が高く売れるタイミングで売れれば、

通常より査定額が上がる可能性があるということだ。

 

では、具体的に車の需要が高まるとはどのような時期か?

言い換えると車がたくさん売れる時期と言う事になるのだが、

これは一般的に生活や季節が変化するタイミングだと言われている。

 

実は中古車市場が最も活況なのは3月と9月だ。

特に3月は年で一番車の販売が伸びる時期と言われている。

これは入社や人事異動などで新生活が始まる時期のため、

新たに車を買う人が増えるからだ。

 

この時期は車を買う人が多くなるということで、

当然、中古車の仕入れもたくさんする必要がある。

なので大量の在庫を確保するためにも、車の買取りが盛んになるのだ。

 

3月、9月に販売するということは、お店は2月、8月に仕入れをする必要があるだろう。

その事を考えると、車が一番高く売れる可能性があるのは2月と8月ということになる。

 

また、上記は一般的な車の場合の需給だが、

車種によってはそれ以外の季節に値段が上がるものがある。

 

例えば、オープンカーは夏に需要が高まるので、当然、夏に高くなる。

逆に冬にオープンカーを買いたいと思う人は少ないと思うので、冬は安くなるだろう。

 

また4WDの車は冬に雪国等での需要が高まるため、

冬の方が値段が上がりやすい傾向もある。

 

上記のように車の需要が上がるような季節を抑えておけば、

通常よりも高く売れる可能性は十分にあると言える。

 

逆に季節が価格変動要因とならない車種もある。それが商用車だ。

商用車は季節で需給が変動するようなものでもないので、一年通して価格が安定しているものだ。

 

車は早く売った方がいい

上記のように車は需要が高い時期に売れば高く売れる。

しかし、その時期が来るのを待った方がいいかといえば、そうとも言えない。

 

なぜならば、基本的に車は時間の経過とともに価値が下がるものだからだ。

車の値下がりは一概には言えないが、新車は2年で半額ぐらいになると言われている。

例えば、新車価格が300万円の車が2年で150万円程度値下がりすると仮定すると、

1ヶ月売るのが遅くなれば6.25万円も価値が下がる事になる。

3ヶ月経てば約20万円だ!

 

いくら時期によって車の査定額が変わるからと言って、何ヶ月も車を置いておいたら、

市場の需給での査定額の上昇よりも、車の価値の減少のほうが大きくなってしまう。

 

さらに、車にはモデルチェンジがあり、最新モデルで無くなってしまった車は大幅に値が落ちる。

型落ちのモデルになってしまうと言う理由もあるが、同車種の乗り換えが発生するため、

旧モデルの中古車が市場にたくさん流通されるからだ。

 

もし売る時期を待っている間にモデルチェンジが行われてしまったら、

それこそ数十万円から百万円以上の大損害だ。

 

なので、上記の車が高く売れる時期というのは、あくまで参考までに頭の中に入れておくだけにしよう。

車を売りたいと思ったら、出来るだけ早く売る。

これが車を高く売るためのベストなタイミングだ!

 

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