車の査定は複数社同時に呼んでも良いのか?
時間が無いなら同時査定をしてしまおう
インターネットでの車の一括査定が済んだのなら、いよいよどの業者に実際の査定をお願いするかを検討する段階だ。
査定内容を吟味し、車の引取先を吟味するのだ!
しかし、どの業者が一番いいかはネット申し込みの段階ではなかなか判断が出来ないだろう。
なので、最終的には3~4社ぐらいは査定を受ける事になると思う。
しかし、査定をするにも時間が必要だ。
業者と査定の日程を打ち合わせして、実際に車を見てもらってと
一社に見てもらうだけでも意外と面倒なのだ。
いくら車を高値で売りたいからといって、
そうそう査定の時間を作ることもできない場合もあるだろう。
そういった場合は同じ日に複数の業者を呼んでしまってもいい。
何日にも分けて査定を行っていたら、全社の査定が終わるまで数日かかってしまう。
これでは査定額も変わってきてしまうので、非常に良くない。
出張査定なら、各社の時間を合わせておくだけで、同時に査定を行う事が可能だ。
迅速に査定を行うためにも、同時査定は積極的に活用していこう!
同時査定の価格決定方法は2通りある
同時査定はその名のとおり、複数の買取業者が同時に査定を行うことだ。
しかし、実際に車を売るのは一つの業者になる。
もちろん、一番高く買い取ってくれるところだな。
では、その価格をどのように決めるのか?
じつは同時査定の売却価格決定方法は2通りある。
一つは、各社一斉に買取価格を提示してもらい、
一番高かったところに売るという一発入札の方法。
そしてもう一つが、オークションのように各社で値段を言い合う競りの方法だ。
この方法はどちらにもメリット、デメリットがある。
一発入札の方法の場合、それぞれの業者が提示できる金額が分かりやすく、
迅速に取引を終える事ができる。
しかし、業者同士の競り合いが無いため、価格が釣り上がって行く事も無い。
逆に競りの方法の場合、業者間での競り合いが行われるので、
買い取り価格は比較的高くなりやすいが、逆に安い価格で終わる場合もある。
他の業者のほうが高値で買い取る意思があると見た場合、別の業者は早々に引き揚げてしまうこともあるからだ。
基本的には人気の高い車種、希少価値の高い車ほど競りで高値が付く可能性が高いので、
そういった車は積極的に競りを利用して行こう。
同時査定の場合は事前に連絡を
同時査定を行いたい場合は、それぞれの会社に同時査定である旨をしっかり伝えよう。
予め同時査定が行われることを伝えておけば、ほとんどの会社は断る事は無いだろう。
それに業者側も他社との競りになると思って査定に来るのであれば、
ある程度どのぐらいの上限まで査定額を出せるかを検討してから来るだろうから、
値段交渉等もよりしやすくなるだろう。
しかし、中には同時査定を嫌がる業者もいるので要注意だ。
どうしても複数車同時に査定が出来ない場合は、
1時間おきに査定を行い、1日で一気に全社済ましてしまうのも手だ。
そうすれば、翌日にはどこに売るかが決定出来るので、
査定後に時間が経ってしまうこともなくなる。
一番重要なのは、ネットでの一括査定から時間をあまり置かない事だ。
査定も迅速なスケジュールを組んで、なるべく車の価値が下がらないうちに売却出来るようにすることが、
査定額を下げずに売るコツだ!
タグ:同時査定