車の買い替えは同じ車種なら下取りが高くなる？

同車種の乗り換えがお得？

車の買い替えを検討するとき、色々な理由があるだろう。

今までの車が古くなった、車が動かなくなった、欲しい車が出たなどなど。

そしてその中でも意外と多いのが、同じ車種の乗り換えだ。

自分の愛車がとても気に入っていて、

フルモデルチェンジやマイナーチェンジ等のときに新車に乗り換えるというものだ。

慣れ親しんだ車種に拘って乗って行くのも良い事だろう。

そんな同車種の乗り換えだが、実は妙な噂もある。

それは、買い替えの際にディーラーに同車種を下取りをしてもらうと

通常より下取り価格が高くなるというものだ。

この噂、半分正解で半分は嘘だ。

まず、車の下取り価格が高くなる理由に関してだが、

同車種を販売しているという建前上、あまりにも安い下取り価格は付けられないからだ。

その車種は中古になったら、そのぐらいしか価値がありませんよと言っているようなものだからな。

同車種を買ってもらっている手前、下取り車を安く買い叩くことも出来ないだろう。

もし下取りの際にちょっと価格が安いと思ったら、

「え、この車って○○年でこんなに価値が下がっちゃうんですか？

てことは新しいこの車も同じぐらい価値が下がっちゃうってことですか？」

みたいに突いてみても良いかもしれない。

ディーラーにとっては痛いとこ突かれたようなものだが、意外と効き目があるかもしれないぞ！

そしてディーラーには逆に下取り価格があまり高くならない理由もある。

それはモデルチェンジで最新車種が販売されたのだから、

ディーラーとしては最新車種を全面的に売り出していきたいはずだ。

旧モデルの車種は在庫として持っていても有り難くは無いはずだ。

むしろ、モデルチェンジで市場価値は下がるはずだから、

資産としてはあまり保有しておきたくは無いだろう。

なので、同車種を下取りしたとしてもディーラーへのメリットはそこまで無い。

となるとディーラーといえども市場価格に見合った下取り金額しか出せないだろう。

同車種でも下取りより買取りのほうがお得

買い替え時に下取りの見積もりを出してもらったところ、予想外に下取り価格が高かった！ラッキー！

と思ってもちょっと一旦待ってほしい。

実はその車、買取専門店に売った方が高くなるかもしれない。

上記でも挙げた通り、ディーラーに同車種の下取りをするメリットは少ない。

なので下取り価格が高かったのは、単にその車の市場価値が高いだけの可能性もある。

もしくは、下取りが高いと見せかけて、新車の割引率を下げている可能性もあるのだ。

⇒下取り価格のマジックについてはコチラを参照

基本的に、ディーラーは車を売るのが仕事で買うのが本業ではない。

買取を本業にしている買取専門業者のほうが査定が高くなる可能性は十分にある。

なので、同じ車種の買い替えを考えている場合でも、

一旦、車を別業者に査定の依頼をしてみよう。

そのほうがお得に買い替えが出来るかもしれないぞ！

ちょっとのリサーチで数十万円の利益の差になる事はよくある事。

調べずに利益を逃すなら、少しでも調べて得をするべきなのだ。