車の廃車手続きや費用

車を廃車にするときの手続き

車を廃車処分する

車が動かなくなった。事故で車が大破してしまった。

などなど、車が不要になってしまった場合は、売却か廃車処分をしなくてはいけない。

いらなくなった車を置いておいても、税金や駐車場代はかかってしまうからな。

 

長年お世話になった車の葬儀とでも言うべきものだろうか。

しっかりとした手続きで廃車処分をしてあげよう。

 

廃車の手続きというと一件面倒くさそうだが、実はそんな事は無い。

廃車と言うのは

①車を解体する

②車の登録を抹消する。

基本的には以上の2点だけなのだ。

 

解体、登録の抹消を行ってくれるディーラーや業者もいるが、

手数料等を取られるケースが多いので、自分でやってしまった方がお得だ。

 

車を解体する

まず、不要になった車は解体をする必要がある。

巨大な車はゴミとして捨てる事はできないので、

自治体の認可を得た解体業者で解体してもらう必要がある。

 

車の解体の費用は大体1万円~2万円程度が相場だ。

解体には各種の処分費用がかかるが、リサイクル券で既に支払済みなので、

いざ解体する際にはそこまで費用はかからないのだ。

 

また、車を解体すると鉄くずとして再利用価値があるので、

解体業者から数千円から1万円程度のお金がもらえる場合がある。

この辺りは解体業者次第なので、直接問い合わせてみよう。

 

もしかしたら、戻ってくるお金の方が多く、解体料金はプラスになるかもしれない。

 

車の登録を抹消する

車の解体が完了したら、車の登録を抹消する必要がある。

車の登録抹消には、永久抹消、一時抹消、そして解体届出があるが、

不要な車を廃車にする場合は一般的には永久抹消になる。

 

一時抹消はとりあえず登録だけ抹消しておいて、車を手元に置いておく場合の手続きだ。

そして一時抹消しておいた車がいらなくなった場合に解体をして、解体届出を出す。

だから、通常は永久抹消で問題ない。

 

この手続きも行政書士や解体業者等で代行してもらえるが、

その場合は数千円~1万円程度の費用がかかるので、自分でやってしまおう。・

自分でやった場合は永久抹消用の申請書代が100円程度かかるだけだ。

 

自動車の永久抹消の申請は、管轄の運輸支局で行える。

運輸支局に下記の書類を持って行き、申請すればそれで完了だ。

 

【永久抹消に必要な書類】

・車検証

・実印

・印鑑証明書(取得3ヶ月以内)

・ナンバープレート(前後2枚)

・自動車リサイクル券(解体の際に支払った自動リサイクル料金の証明書)

・移動報告番号と解体通知日のメモ書き(リサイクル券に書かれている移動報告番号と、解体が終了した日付けが必要)

・申請書(運輸支局で買える)

 

基本的には以上の書類で登録抹消の手続きは行える。

このとき気をつけたい事は、所有者が自分になっているかどうかだ。

所有者が家族等の場合は委任状や所有者の印鑑と印鑑証明書が必要になるぞ。

 

以上が不要になった車の廃車処分の流れだ。

意外とシンプルでお金もかからないので、業者に依頼するなら是非自分でチャレンジしてみてくれ。

 

また、車を廃車にする前に、一度ダメ元で査定を受けてみることをオススメする。

ディーラーや中古車販売店で買取を拒否されたような車でも、世の中には欲しがってくれる業者もある。

不動車や事故車でも買い取ってくれる場合もあるのだ。

⇒不動車買取に関してはこちらの記事を参照

 

どうせ廃車にしてしまうなら、少しでも高く買い取ってもらえる業者を探してみよう。

買取業者に引き取ってもらえば廃車にするより手続きも面倒じゃないしな。

 

まずは一括査定で自分の愛車の価値を再チェックしてみよう。

 

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